利用されているそうです。
それはスーツのプレスやスカートのプリーツ。
ウール製の服のプレスにパーマの原理が応用されているそうです。
このような消えない折り目をつける技術をシロセット加工というそうです。
スーツ、スカート等にあらかじめ熱プレスで跡をつけておいて、パーマ1剤の主成分であるチオグリコール酸やシステインを噴霧し、さらにプレス機ではさむ。
高圧の水蒸気を通し、その熱を冷ます。
そうすると人間の髪と同じく濡れただけではとれないシスチン結合というパーマで行われる作用がウールでされているそうです。
化繊ではまた違った処理がされているそうですが、物理的には動物の毛にもパーマがかかるんですね。
ウール素材の形状記憶スーツをみたらこの話を思い出してみて下さい。