ヘアケアブログ#15【紫外線の影響を受けやすいのは ②】





今回は #13】 で書いた紫外線の影響の記事の続きです。

まず、紫外線は髪にどのようなダメージを与えるのでしょう。


紫外線が髪にあたる
キューティクルのタンパク質が変性を起こす
髪の柔軟性の低下、キューティクル内部の空洞化
キューティクルの剥がれ、ツヤの低下
さらに内部(コルテックスと言います)へのダメージ
髪の内部の結合(シスチン結合)の切断
髪の強度の低下による切れ毛や枝毛


というように、徐々に深刻化していきます。

紫外線から髪を守るにはどれだけ紫外線を髪にあてないか…これに限ります。

代表的な対策としては、


日傘や帽子で日よけをする

UVカットのヘアケア製品やスタイリング剤を使う

洗い流さないトリートメントやスプレーなどを使う


当たり前のことのように思いますが、これが重要です。

実際にサロンワークでお客様に聞いてみると、意外にもUVスキンケアはしていてもUVヘアケアまでしっかりできている方は少ないように思います。

また健康な髪は弱酸性ですがカラーリングやパーマの直後、髪はアルカリ性に傾いています。

この状態で紫外線にあたると通常よりもさらに影響を受け、ダメージの進行がより速くなります。

カラーリングやパーマの後、サロンでトリートメントをするとアルカリ除去もダメージケアとして行います。

サロンケアで色やカールのもちが良くなるのはこのためでもありますので、ケアについて担当の美容師さんに気軽に尋ねてみてください。



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